小説投稿サイトで、誰かに読んでもらえたら、それでよかった。しかしあるとき、ふと、こんな想いがよぎった。
「自分の小説を、確かな『作品』として世に出したい」
『幻想ひまわり』は、そうした欲に駆られて生み出されたのであった———。
はじめまして! 未都聖子です。2019年4月にKindleで小説を初出版した、新米小説家です。
電子書籍は読む専門だった私が自作小説を出版した経験をもとに、Kindle出版の方法をご紹介する記事を連載することにしました。題しまして、『Kindle初出版の手引き』!
やり方さえわかれば実は簡単なKindle出版。この連載は、とりあえず出版してみたい!というあなたの軽い気持ちに寄り添います。
それでは、スタート!
Kindle出版までの道のり
Kindleで小説を出版するために、私、未都聖子の場合、大きく分けて4つの段階を踏みました。
STEP1 原稿を書く
STEP2 表紙を作る
STEP3 電子書籍のファイル形式に変換する
STEP4 KDPに登録する
念願の出版を果たした今も、電子書籍について、実はいまいちよくわかっていません。しかし無事、Amazonに並べてもらえましたし、いくばくかの印税も入手できました。
ご紹介する方法がベストでないことは薄々気づいておりますが、この方法で出版できたのもまた事実。あなたのKindle出版に向けて、何かの参考になるはずです。
『Kindle初出版の手引き』連載の内容
使用したツールや、後になって地味に役立つ『目印』についてご紹介します。『小説の書き方』ではありません。あしからず。
私はKeynoteで作成したので、Keynote版・表紙の作り方を具体的に解説します。表紙を作ることができる無料サービスもご紹介します。
電子書籍のファイル形式であるepubファイルを超カンタンに作成できる、インターネット上で無償公開されている『でんでんコンバーター』についてご紹介します。
KDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)の登録手順と、出版に必要な情報についてご説明します。ついにKindleが出版されます!
Mac標準搭載アプリ『Pages』なら、こんなふうにepubファイルが作れます。
あなたのKindle出版を応援します
次回より、全4回(+おまけの第5回)の連載として、Kindle出版に向けた手順を、ひとつずつご紹介します。あくまで私の場合ですので、参考までに。もっと良い方法もあるはずです。だから責任は一切負いません。
が、あなたのKindle出版をひっそりと応援しておりますので、精一杯お伝えします。お楽しみに!