オリジナルのLINEスタンプを作りたいけど、自分には絵心がないから……とお悩みのお父さん・お母さん。お子さんの絵をスタンプにしてみませんか?
ProcreateとiPadがあれば、実は案外簡単にLINEスタンプが作れるんです。
この記事では、イラストをトレースして着色や文字入れをして、LINEスタンプとして販売する手順を詳しくご説明します。親戚中で愛用されること間違いありませんよ!
LINEスタンプの作り方【簡単3ステップ】
完成したLINEスタンプはこちら
最初に、完成したLINEスタンプをご紹介します。
\ スタンプはこちら /
子どもの絵ならではの味わいを感じていただけるでしょうか。
LINEスタンプを作るために必要なもの
LINEスタンプを作るために必要なものは、下記の5つです(かっこの中は今回使用したものです)。
- タブレット(iPad)
- ペンタブレット(Apple Pencil)
- イラスト制作アプリ(Procreate)
- パソコン(Mac)
- LINEアカウント
スタンプの内容によってはスマホだけでできるものもありますが、今回ご紹介するように、原画をトレースして着色したり文字を入れたりする場合は、タブレットやペンタブレットが必要になります。
iPad、Apple Pencilは、一気に購入となると出費がかさみますが、今回使用したアプリ「Procreate」との相性も良く、とても使いやすいのでおすすめです。
▲1世代前ならお手頃価格。機能は十分です。
絵を描くためのアプリは無料のものもあります。今回は有料の Procreate を使用しました(2021年10月購入当時1,220円)。
Procreateだけで原画のトレースからPNGファイルへの書き出しまで、スタンプ用の画像ファイルを作る作業は完結します。使い勝手が良いので、スムーズにスタンプ作りができます。
LINEスタンプを作る簡単3ステップ
LINEスタンプは3ステップで作ることができます。
お子さんが描いた描いた絵を拝借し、写真に撮るかスキャンをして、タブレットに取り込みます。スタンプの枚数はどうするか?どんな言葉を入れるか?スタンプの内容を考えます。
イラスト制作アプリで、スキャンした原画をトレースして、着色したり文字を入れたりします。LINEスタンプの仕様に合わせてサイズを変更し、PNGファイルに出力します。
作った画像をLINEクリエイターズマーケットにアップロードして、審査のリクエストをします。承認されたら、LINEスタンプとして販売がスタートします。自分自身が使いたい場合も購入が必要となります。
LINEスタンプ制作STEP1 原画を準備してスタンプの計画を立てよう
さっそくLINEスタンプ作りを始めましょう。STEP1 ですることは3つです。
- 原画を準備する
- 原画をタブレットに取り込む
- スタンプの計画を立てる
原画を準備する
まずはスタンプのもとになる原画を準備します。
今回は子どもの絵をもとにスタンプを作るので、お子さんが描いた絵を拝借するか、お子さんに紙に絵を描いてもらってください。
直接タブレットで描き始める場合は、原画は不要です。
原画を取り込む
紙に描かれた絵をタブレット上でトレースする(なぞる)ために、タブレットに取り込む必要があります。
絵を写真で撮る、またはプリンターでスキャンして、タブレットに送っておきましょう。
スタンプの計画を立てる
原画を使ってどんなスタンプを作るか、計画を立てます。具体的には、
・何枚作るか?
・言葉は入れるか?(どんな言葉にするか?)
・バリエーションはどうするか?
といった内容を考えます。
あらかじめ決めておきましょう。ちなみに設定できる価格は、120円・250円・370円・490円・610円です。
この個数を目指して、言葉の内容やバリエーションを考えます。
イラストのバリエーションの増やし方は、原画1つでパーツや色を変えたり見せ方を変えたりする方法と、複数の原画を使う方法があります。
作り始める前に、LINEスタンプの制作ガイドライン(https://creator.line.me/ja/guideline/sticker/)にも目を通しておきましょう。
STEP1 のまとめ
ProcreateとiPadでLINEスタンプを作る方法【STEP1】では、子どもの絵を使ってLINEスタンプにする作業の流れと下準備についてご説明しました。
原画の準備と計画はできましたか?
次回は、ProcreateとiPadを使って、実際に手を動かしてみましょう。
子どもの絵から生まれたLINEスタンプ
第一弾も好評販売中です!
\ スタンプはこちら /