音楽家の面白すぎる奇人変人エピソード【Column11】

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音楽は人の心を豊かにする素晴らしいものですが、その曲を作った人の心も豊かであったのでしょうか? というのも、音楽家と言われる人たちは得てして芸術肌であり、常人には理解できないエピソードを持つ人が少なくありません。

まさかこんな変人奇人からあの名曲が誕生したのか!と思うエピソードは多くあります。そこで、まだまだ知られていない音楽家の奇人変人エピソードについて紹介します。

目次

稀代の音楽家にして、極めて高い変態性を持つモーツァルト

日本で最も有名な音楽家の一人として知られているモーツァルト。その偉業は確かに素晴らしく、世界の音楽史に残るものだとされています。

日本人のイメージでは、ライオンヘアーをなびかせた音楽家然とした肖像画の印象が強く、これぞ音楽家といった趣がありますが、実態は少し異なっています。

実はモーツァルトには。異常なまでに排泄物に対するこだわりが存在しており、変態としての一面を強く持っているのです。

最も有名なものとして、従姉のベーズレに送った手紙、通称「ベーズレ書簡」が挙げられます。この書簡の内容は、とても女性に送る手紙とは思えぬ下ネタのオンパレードだったのです。

この中で、彼は異常なまでの排泄物に対するこだわりを発揮しており、「君の鼻の上にウ○コしていいか」「パリに飛び立つ前にウ○コしていいか」などの排泄物に関することが延々と書き連ねられていることから、モーツァルトの性癖の一端が伺えます。

しかも、これがラブレターの一つではないかと言われているのだから面白いこと他なく、書簡の最後の方には「早く返信をくれないと代わりにウ○コを受け取ってしまうよ」などという意味不明な記述があります。

終いには手紙だけで飽き足らず「俺の尻をなめろ」という名前の音楽を作曲してしまうなど、モーツァルトの変態性は留まるところを知りませんでした。

これだけの変態性ゆえに、あれだけ多くの名曲をしたためることができたのか、今となっては分かりません。

異常な引越し魔であったベートーヴェン

モーツァルトと並び称される偉大な音楽家と言えばベートーヴェンですが、こちらの変人エピソードもモーツァルトと並び称されてしまうのです。

ベートーヴェンには異様な性癖がいくつも存在しており、それによって周りの人を多く困らせてしまう事になるのです。

その一つが、異常なまでの引越し魔であったということで、なんと人生において79回もの引越しを繰り返したといいます。

なぜベートーヴェンがこれほどまでに引越しを繰り返したのかというと、あまりにも部屋を汚く利用してしまうため、大家に叩き出されてしまったり、単純に部屋が汚くなってしまったり、ベートーヴェン自身が重度の潔癖症であったことから、少しでも汚いと感じてしまうと引越ししてしまったり、など理由は多く語られています。

ベートーヴェン自身はかなりの偏屈で変人であり、髭は生やし放題で、服も全く頓着しなかったことから、浮浪者と間違われて逮捕されてしまうほどだったとか。

ベートーヴェンは、体を洗う時にも服の上から水を浴びるなど理解できない行動を繰り返しており、コックやメイドなどは直ぐに辞めてしまうことが常であったようです。

ベートーヴェンのピアノには埃が積もり、ピアノの下には糞便の臭いが立ち込めており、汚れ熊という不名誉なあだ名までもらうのですが、作曲した曲は名曲ばかりという、間違いなく理解できない変人の一人です。

おわりに

モーツァルトとベートーヴェンという日本人にもなじみ深い音楽家のエピソードを紹介してきましたが、いかがでしたか?

モーツァルトは排泄物に対して異様なこだわりを持っていた変人でしたが、現代でいうと下ネタ大好きおじさんという捉え方もできます。

ただ、紹介したベーズレ書簡は、息子たちが発見した当時は焼却処分しようとしたらしいので、やはり当時の人達から見ても変態だったのかもしれません。

また、ベートーヴェンもかなりの偏屈で変人であったのは紹介した通りで、引越し魔であった理由も、ベートーヴェンがあまりにも不潔すぎたので追い出されたというのが真相に近いようです。

ベートーヴェンはかなりの癇癪持ちだったようで、直ぐにコックやメイドも辞めてしまうなど、気難しい音楽家であるイメージが容易に想像できます。

モーツァルトとベートーヴェンという2大巨匠の変人エピソードを知ってしまうと、音楽家というのは、ある意味でどこか壊れていないと、名曲を生み出すのは難しいのではと感じずにはいられません。

常人では考えられない性癖や思考を持っているからこそ、常人離れした名曲を世に放つことが出来たのかもしれませんね。

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