和声法&対位法– category –
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【はじめての和声法】09.ソプラノ課題を解くために
前回に引き続き、今回もソプラノ課題について取り組んでみましょう。1つの課題に様々なパターンの和声進行を付けることが可能ですので、いろいろと試しながら和声に親しんでいきましょう。 -
【はじめての対位法】09.中世から発見する対位法
歴史を知ることは対位法の学習にも有意義です。中世やルネサンスの対位法の作品に触れながら、昔の対位法とはどんなものだったのか探ってみましょう。 -
【はじめての和声法】10.和声をおしゃれにする「7の和音」
以前にV7の和音に取り組みました。属和音だけではなく、トニカやサブドミナンテにも7の和音があります。今回はその中でも特に大事なIIの7の和音であるII7を学びましょう。 -
【はじめての対位法】10.三声対位法で3つの旋律のバランスを考えてみる
これまでに二声の対位法について学びました。ここまで学び終えたら次は三声の対位法にチャレンジしましょう。二声対位法から三声対位法になるとできることも増えるのですが、ルール自体は基本的に二声対位法のものとほぼ同じです。 -
【はじめての和声法】11.別の調から和音を借りて転調してみよう
前回の記事で、準固有和音が同主短調から一時的に借りてきた和音であるということを学びましたが、それはどのように用いられるのでしょうか?準固有和音の実際の用い方について学んでみましょう。 -
【はじめての対位法】11.対位法における和声感覚の大切さ
私たちの感覚に近い「和音」の考えが生まれたのはルネサンスの時代であると言われています。音程関係で音の操作を行っていた中世の時代から、音楽から「美しさ」を感じ始めたルネサンスの時代に入ることで、より私たちの感覚に近い音楽になったのです。 -
【はじめての和声法】12.属調への転調で用いる和音「ドッペルドミナンテ」
回の記事から借用和音に取り組み、借用和音の一つである準固有和音を紹介しました。今回は属調に進むためにとても有効な借用和音である「ドッペルドミナンテ」について学んでみましょう。 -
【はじめての対位法】12.3声対位法「1:2」のいろいろなパターンを学んでみよう
今回は3声対位法の「1:2」にチャレンジしてみましょう。3声の「1:2」でも、これまでに習った2声対位法の「1:2」の知識が基礎になります。 -
【はじめての和声法】13.ドッペルドミナンテの仲間たち
前回の記事ではドッペルドミナンテについて取り上げ、属調の属和音をドッペルドミナンテとして使うことができると紹介しました。今回はまず短調のドッペルドミナンテに取り組んでみましょう。 -
【はじめての対位法】13.3声対位法の「1:2」を作るために
前回から3声対位法の「1:2」について取り組み、「1:2」になる声部が、ソプラノに置かれるパターンとアルトに置かれるパターンを学びました。今回は低音声部に「1:2」を置いてみます。 -
【はじめての和声法】14.転調法の第一歩を進んでみよう
これまでに準固有和音とドッペルドミナンテという2種類の借用和音について学びました。借用和音は転調に活かすことができます。今回からは、借用和音を用いた転調の方法について勉強してみましょう。 -
【はじめての対位法】14.「1:4」の3声対位法にチャレンジ!
前回までに3声対位法の「1:2」に取り組んできましたので、今回は「1:4」にチャレンジしましょう。「1:4」も2声対位法の要領でやってみればできるようになります。 -
【はじめての和声法】15.近親調への転調を実践してみる
これまでに転調の実例を挙げながら、特有音が転調に際してどのように機能するのか紹介しました。今回は実際に転調をするための方法を学んでいきましょう。 -
【はじめての対位法】15.これまでの対位法のまとめと自由対位法
2声対位法の「1:1」から3声対位法の「1:4」まで学んできました。これまでに学んだことを例を挙げながら復習しつつ、今回は3声の自由対位法を紹介します。 -
【はじめての和声法】16.作曲家の和声法を研究する前に復習してみよう
近親調への転調法はとてもシンプルなもので、だんだんと複雑なものへと展開していきます。その流れを概観するために、特に重要なポイントであるドミナンテと借用和音についておさらいしましょう。 -
【はじめての対位法】16.カノンについて学ぼう
一通り対位法を学んだところで、作曲にどのように応用できるのか考えていきましょう。対位法の応用の仕方について、対位法的な楽曲とされているカノンとフーガに限定して紹介します。 -
【はじめての和声法】17.モーツァルトに見る「自然な」和声法
現在一般的に考えられる和声や和声法が誕生したのは近代に入ってからと言えます。その和声法を、いわゆる古典派期の作曲家がどのように作曲に活かしたのか見ていきましょう。 -
【はじめての対位法】17.カノンの厳格さとフーガの自由さ
前回は「並行カノン」について学びました。今回はそれ以外のカノンと、フーガにおけるDuxとComesの関係について学びます。 -
【はじめての和声法】18.ベートーヴェンとドイツ・ロマン派の作曲家たち
フランスの作曲家オリヴィエ・アランは『和声の歴史』の中で、ベートーヴェンは和声を「力学的に曲を構成するために」使っていると述べています。和声の緊張と緩和とはどのようなことでしょうか?今回はベートーヴェンの和声を学んだ上で、ロマン派の和声まで概観してみましょう。 -
【はじめての対位法】18.対位法を用いていかに音をcompositionするか考えてみる
今回はフーガにおける主題の展開の仕方や作品へのカノンの応用について、バッハとフォーレの例を紹介します。彼らがいかに対位法を応用し、いかに音を構成しているのか感じ取ってみましょう。